最近、競技者の内容でご案内してきましたが、スポーツ選手には無いものを教えてくださる方たちがいます。 その方は８５歳を越える方でした。 最初にトレーニングを始めた時は水泳の得意な本当にお元気で食欲も旺盛な方でした。 その後、お連れ様がご病気になり、一旦トレーニングを中止し、その後ご本人も入退院を繰り返す程、体調を崩されます。 復帰には２年を要しましたが、このお年でトレーニングをしなければ！と思われた意志の強さには本当に驚かされました。 復帰された時の状態は今でも覚えています。 人間は強いです！気力でしょうか。私のトレーニングを選んでくださった事が素直に嬉しかったですが、ふくよかだったカラダは骨と皮の様になり、筋肉も硬く血流が良くないことが一目でわかりました。 その後、トレーニングに来られているお客様にも分かるくらいお元気になられて、お陰でパーソナルトレーニングの申込みが増えました(笑) 生死。というと大袈裟ですが自分のトレーニングで社会の役に立っていると実感させて頂けた経験です。 いくつになってもトレーニングは嘘をつかない。あらためて思いました。 スポーツ選手が勝利するのも喜びですが、ご年配の方がお元気になっていく様を見られるのも、この仕事の魅力のひとつです。  

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